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塗装工事の工程
このページでは一般的な塗り替え塗装工事の工程(流れ)について説明します。
【打合せとお見積】
お問い合わせを頂いて、塗装工事を請け負う前に、まずはどの部分をどう塗り替えるかという事を綿密に打合せをさ
せていただきます。
下見をさせて頂く時に屋根と壁はもちろんですが、「軒天」「破風」「鼻隠し」「雨樋」「庇(ひさし)」「雨戸」などの傷み
具合と下地の確認させて頂き、どのような塗料での塗り替えが適切か、また塗装工事を綺麗に仕上げる為の仮説足
場の説明をさせていただきます。
その時にクラックやコーキングの傷みによる水漏れの危険性のある箇所がある場合には、対処方法も併せて説明さ
せて頂きます。
その後、測量をして塗り替える部分の面積を計算して、お見積書を提出させていただきます。
その際、施主様の疑問にお答えして、分かりやすく丁寧にご説明いたします。

【ご契約】
塗装工事の内容と工事費用等をご納得頂きましたら、具体的な工事日程を打ち合わせさせて頂き、ご契約となりま
す。
弊社が作成しますご契約書をよくお読み頂いて、打ち合わせの内容と相違がないかご確認後、署名捺印を頂いて
契約成立となります。
【足場の仮設】
塗装工事を綺麗に仕上げる為に必ず必要なのが足場です。
弊社には現在、「足場の組立て等作業主任者」が2名いますので、自分たちで出来る足場の仮設は行います。
しかし、専門の足場業者に委託する場合や高所作業車を使用する場合もあります。
建物の状況に併せて、最初の打ち合わせの段階で決定いたします。

仮設足場には周辺の状況に合わせてメッシュシートを張ります。
屋根を高圧洗浄する場合には1mほど高く足場を組みメッシュシートを張りご近所への汚水の飛散を
防ぎます。

【高圧洗浄】
高圧洗浄機を使い屋根や壁の汚れ(苔・藻・etc...)を落とします。
家庭用の高圧洗浄機に比べてかなり高圧で洗浄します。

【下地処理】
高圧洗浄で落としきれなかった汚れや、接げかけた古い塗料を取り除いたり、
今後重大な問題を発祥するかもしれない部分を補修します。塗装工事の中でもっとも重要な工程です。
対象となる下地素材の種類や状況に合わせて、処理の仕方は変わってきます。
また、状況があまりにもひどい場合は専門の業者への依頼をお勧めする場合もあります。
対象場所
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素材
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状況
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対処方法
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屋根
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瓦
コロニアル
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ひび・割れ
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セメント瓦など予備の瓦がある場合には交換します。
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雨漏り
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割れ等はっきり原因が分からない場合は、コーキングで、疑わしい部分に充填します。
また、疑わしい部分が広い場合などは屋根の全面にフィーラーを吹き付けて処理をする場合もあります。 |
金属屋根
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錆による穴
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穴の程度によりますが、小さめであれば、防水テープを使用して塞ぎます。
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隙間
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コーキングで埋めます。 |
壁
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モルタル
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クラック
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程度により処理の仕方が変わります。
基本的にはコーキングを使用しますが、全体的にクラックが見られる場合はフィーラーを吹き付ける場合もあります。
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サイディング
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目地の割れ
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サイディングボードの継ぎ目は予め隙間(目地)があけてあります。その隙間のコーキングを剥ぎ取り改めてコーキングで埋めなおします。
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水切り・板金
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トタン
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錆
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エポキシ系の錆止め塗料を塗布して処理します。 |
【養生】
養生とは、ビニール製のマスカーや養生用のガムテープを使って、塗装をしない部分(窓・ドア・基礎部分etc...)を
塗料が付かないように完璧に保護します。
吹きつけ塗装以外の塗装をする場合でも必ず養生を行います。

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ビニール製の「マスカー」
予めガムテープが付いている物で、主に弊社では550mmと1100mmの2種類を使用し
ています。 |
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「養生用布粘着テープ」
粘着力が強いので、モルタルなど表面が粉を拭いているようなところでも使用が可能で
色の塗り替えや塗装後に固めの塗料でも塗っていない所との境目が綺麗に出せます。
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※ここからは壁面に一般的な色をつけるだけの塗装になります。
その他に「意匠仕上げ」と言ってデザイン的な仕上げや遮熱・防カビに特化した塗料を塗布して強化を促す塗装や
最近多い石壁やタイル張りに見せたサイディングボードにクリア仕上げすることにより、新築時の壁に復元することも可
能です。お客様のお好みに応じて対応が可能ですので、何なりとご相談ください!
【下塗り】
下地の処理をして、上塗りをする前に上塗り塗料の密着を良くする為に、
塗面や上塗り塗料にあわせた下塗り専用の塗料を塗ります。
また、金属の場合は後で錆が発生しないように錆止めの塗料を下塗りします。
【上塗り】
施主様との打ち合わせで決定した塗料を使用します。
基本的に上塗りは仕上げの塗料を2回塗ります。

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