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   塗料のお話

仕上げ塗料の種類   遮熱塗料について   模様を付ける塗料について  塗料を選ぶ時の注意

とにかく種類が多く一般的に理解する事は非常に困難だと思います。
ご参考までに出来るだけ簡単に説明します。



仕上げ塗料の種類

「せっかく塗り替えをするのだから、長持ちするほがいい」と皆さん考えると思います。
現在、住宅の塗り替えにもっとも使用される、仕上げの塗料は、大きく分けて5種類あります。
それぞれ特徴があり、お値段にも段階があります。
また、1液型と2液型、水性系と溶剤系など、それぞれの塗料の中でも段階があります。
種類
耐久年数
値段
アクリル系
6〜8年
安い



高い
ご予算をとにかく抑えたいという方にはお勧めです。
しかし、汚れやすく耐久年数が短いのが欠点です。
ウレタン系
7〜10年
アクリル系と同じで汚れやすいという欠点がありますが、耐久年数がアクリル系に比べて、2・3割長いのが特徴です。
シリコン系
10〜15年
汚れにくく、耐久年数もアクリル系に比べて、2倍近くあがりますので、最近では良く使わています。
エポキシ系
10〜15年
耐水性に優れ塗面が硬く、工場の床などによく使われる塗料です。
住宅では鉄部の錆び止めや屋根の塗り替えに使うことがあります。
フッ素
15〜20年
耐久年数も群を抜いていますが、お値段が割高なのが欠点です。
一般的には、まだ普及していない、これからの塗料です。
(注)耐久年数はあくまでも目安で下地や日照時間、風雨などにさらされる割合によって大きく異なります。




「最近話題の遮熱塗料について」

昨今、政府も推奨する「遮熱塗料」は塗るだけで、屋根や壁の表面温度を15度も下げてくれます。
特殊な塗料ですが、上記のウレタンやシリコンなどに遮熱効果をプラスしたもので、耐久年数や下処理などは一緒で
す。
省エネに非常に効果的ですが、塗料自体の価格が割高です。
長い目で見れば、必ずお得です。ご予算に余裕のある方はご検討の余地ありかと・・・
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外壁に模様(柄)をつける塗料の種類

住宅のモルタル壁によく使われる物を抜粋して、紹介します。
それぞれが弾性や2液型など、さらに細かく分かれます。
また、仕上げの塗料によっても耐久年数が大きく異なります。
種類
塗面
リシン
「カンスイ石」と言われる細かい砂を混ぜた塗料を直接吹き付けます。
砂壁のような「ざらざら」とした仕上がりです。
一般的に7・8年の耐久年数ですが、最近では弾性と言われる10年以上もつ物もあります。しかし、現在では公共工事以外に使われる事はほとんどありません。
吹き付けタイル
空気圧の調節や吹き出し口の口径によって粒の大きさを変えて、様々な模様に仕上げる事ができます。
この上にウレタンやシリコンの塗料を縫って仕上げます。
吹き付けた粒の頭をローラーで押さえて、右のような柄に仕上げる事もできます。
しかし、南九州では桜島の降灰があるため大きな柄だと凹の部分に火山灰が入り込み汚れて見えますので、上記の小さめの柄をお勧めします。
スキン
一般的に吹き付けて仕上げます。糊のような塗料に細かく砕いた石を混ぜたもので
非常に硬く通気性が高いのが特徴です。


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塗料を選ぶ時に注意すること


上記にも述べましたが、塗料には色々な種類があります。
アクリルやウレタンなどベースになる樹脂はそれぞれ相性があり、以前に塗られた塗料の上に異なる塗料を塗った
場合、過剰に反応して、既存の塗膜を溶解して取り返しがつかなくなる事があります。
この場合には、以前に塗られた塗料を一度、剥離剤を使用してすべて除去しなければなりません。
専門業者が塗料を選ぶ場合は予め、既存の塗料に対して溶剤等を使って検査をして決定します。
基本的に既存の壁と同系統の塗料を使用することが望ましいと思いますが、塗る場所に応じて、耐久性を考えます
ので、止む終えず既存の塗膜を全て剥離して、新たに塗装する場合もあります。



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